オンブラ ラウンジチェア
東京の自邸のためデザインされ、1955年の高島屋の展覧会にも出品されたアームレスソファ。同時期にデザインされた通称ペリアンチェア(517 OMBRA TOKYO)の兄弟的なモデルです。当時のデザインとしては、取り外し可能なクッションを成型合板のフレームに載せて使用する仕組みとなっており、さらにクッションが取り外されたフレームは、ペリアンチェアのようにスタッキングして収納が可能にもなっていました。カッシーナのバージョンは、金属を用いて現代的に再現され、同時に構造的強度を堅固なものとしています。